防犯カメラ 盲点のだだ漏れ
飲食店などの防犯カメラ映像が閲覧可能状態になっている。
防犯カメラ映像、ネット「だだ漏れ」のリスク
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6188569
最近はネットでのニュースをそのままテレビのニュースで取り上げることが多くなってきましたね。
テレビ局ものニュースネタが無いのかネタをネットで検索している模様です。
今回は防犯カメラ(監視カメラ)は本来、設置している場所を管理している人(店舗ならオーナーや店長など)がセキュリティ上、録画したりインターネットのストリーミング(遠隔)でチェックするだけなのです。
ところがこのサイト、「Insecam」(インセカム)では日本(約6,000箇所)は勿論のこと世界中(約28,000箇所)のネットに接続してある防犯カメラ(監視カメラ)の映像が丸見え。
駐車場、コンビニ、理髪店、資材置き場、工場、コインランドリー、街頭などあらゆるところが丸見え!
ネットであえて配信しているライブ映像(観光地など)とは意味が全く違います。
なぜこうなったのでしょう?
通常は設置している防犯カメラ(監視カメラ)の設置業者(設置者)がインターネット用にパスワードをかけて第三者からインターネットで見られないようにセキュリティを掛けるのですがデフォルト(初期設定のまま)で使用するとネットに接続しているパソコン、スマホ、タブレットで誰でも見れるようになってしまいます。
ご丁寧に「Insecam」(インセカム)では防犯カメラ(監視カメラ)の設置場所の地図まで出る仕様になっています。
テレビニュースではわざわざ場所を調べて、公開(というか営業中の映像丸見え状態)されているある理髪店に取材に行き店主にインタビューしていました。
テレビ局も暇ですね。
リポーター:「あなたのお店の防犯カメラ(監視カメラ)映像がネットで丸見えになっていますよ」
店主:「知らなかった。防犯にと設置したのに逆に犯罪を犯そうとしているのを助けているかのようでショックでした」
散髪中の姿は客の立場で考えれば丸見えになっていたら恥ずかしいですね。
世界の都市ごとにカテゴリー分けされていて映像のサムネイル画像の下には「Watch PanasonicHD camera in Japan」という表示が多数・・・
メーカーはパナソニック製の防犯カメラ(監視カメラ)でしょうか?
この記事を書いている今現在、Japan(5432)←数字はカメラ数
となっていました。
ニュースを見て大慌てでパスワード設定したカメラもあるようですね。
Insecam(インセカム)
http://www.insecam.su/
※日本は左にあるカテゴリ「Japan(ここに数字)」をクリック。
2016/01/24追記
URLが変更されたようです(現在は転送がかかっています)
Insecam(インセカム)
http://www.insecam.org/